女性が憧れる毛穴レスな肌をつくるには毎日の洗顔が基本です。毛穴の汚れや黒ずみをすっきり落とし、つるつる肌をつくってくれる、洗顔フォームや酵素洗顔を厳選してご紹介します。口コミで話題のトレンドアイテムから定番人気商品、ドラッグストアで買える手軽なプチプラアイテムまで!さらに毛穴レスな肌へ導く、正しい洗顔方法やケアのポイントもご紹介します。
毛穴の汚れ・黒ずみ・開きが目立つ原因は?
世代を問わず、女性の肌悩みといえば毛穴。毎日洗顔をしていても毛穴が目立ってしまうのには、実は様々な原因があることをご存知でしょうか。
1.角栓
「小鼻や鼻の頭のポツポツとした白い塊や毛穴の黒ずみが目立つ」
「触るとザラつきを感じる」
通称「イチゴ鼻」と呼ばれる毛穴の目立ちは、毛穴に詰まった角栓が原因です。
角栓とは、皮脂や古くなった角質、汚れなどが混ざり合って白い塊になったもの。角栓を放置すると、空気や紫外線に触れやすい部分が酸化し、黒い塊(毛穴の黒ずみ)になります。
スキンケアの方法は、毎日のクレンジングや洗顔で角栓をきれいに取り除くこと。化粧をしたまま眠ってしまう、なんてことは絶対に避けましょう。
酵素洗顔やスクラブ洗顔、クレイ洗顔を活用するのもおすすめですが、洗浄力が強いため、適度な頻度で使うことが大切です。
貼ってはがすタイプの毛穴パックは角栓をすっきり吸着できるものの、肌刺激となりやすく、毛穴を傷つける可能性があります。どうしても使用したい場合は、こちらも使用頻度に気を付けましょう。
2.紫外線
シミやそばかすのもとになると認知されている紫外線ですが、毛穴の開きを招く原因にもなります。
肌が紫外線を浴びると、肌の老化が加速してしまい、シミやそばかすだけでなく、しわやたるみができやすく、毛穴を支えきれなくなり毛穴が開いてみえるようになります。
また、毛穴の黒ずみが目立つのも、角栓が紫外線に触れることが原因のひとつです。
洗顔や基本のスキンケアに加えて、1年を通して日焼け止めを使用するなど、紫外線対策をするのがおすすめです。
3.肌のたるみ
特に頬の毛穴が目立つのは肌のたるみが関係しています。加齢や乾燥、紫外線などの影響によって、肌のコラーゲンが減少するとハリや弾力が低下し、肌のたるみによって毛穴が開いてしまいます。
さらに肌のたるみが進むと、毛穴同士が帯状に繋がってしまうことがあります。たるみのケアには、洗い上がりがしっとりする洗顔料がおすすめ。
また、肌に十分に潤いを与えつつ、ハリや弾力に働きかけることが大切です。レチノールやコエンザイムQ10、ビタミンC誘導体、ペプチドなど、エイジングケア成分が配合された化粧品を活用するのがおすすめです。
毛穴に効く洗顔料の選び方のポイント
角栓クリア処方
毛穴に詰まった角栓(白い塊)が目立つときは、「角栓クリア処方」や「古い角質をすっきり落とす」タイプの洗顔料がおすすめです。
また、泡立ちのよい洗顔料は脱脂力が強く、毛穴の皮脂汚れもすっきり洗えますが、その分しっかりとスキンケアをすることが大切です。
毛穴のスペシャルケアには酵素・AHA(フルーツ酸)・クレイ配合
酵素やAHA(フルーツ酸)、クレイが配合された洗顔料は、通常の洗顔料だけでは落としきれない、毛穴の黒ずみや古い角質まで除去してくれるため、毛穴ケアにぴったり。ただし、肌刺激にもなりやすいため、適度な使用頻度を心掛けましょう。
たるみ毛穴にはしっとりタイプ
「毛穴ケア」というと、ついつい洗浄力の強いさっぱりした洗顔料を選びがちですが、加齢や肌のたるみによる毛穴目立ちには、しっとりタイプがおすすめです。
保湿成分や美容成分を高配合した洗顔料を選びましょう。洗顔料は洗い流すものなので、保湿剤の効果は出にくいものの、セラミドやヒアルロン酸などの潤い成分を配合したものは、洗顔後の潤いを失いにくくしてくれます。
毛穴の汚れ・黒ずみ・開きに効くおすすめ洗顔料
毛穴の汚れや黒ずみをすっきり落とし、毛穴レスな肌へ導いてくれるおすすめの洗顔料を厳選してご紹介します。洗い上がりはつっぱらずしっとりするので、大人の乾燥肌にもおすすめ◎。口コミで話題の注目アイテムや定番人気商品まで揃えました。
1.ビオレ おうちdeエステ 肌をなめらかにするマッサージ洗顔ジェル
泡立たないジェルでマッサージをしながら汚れを浮き上がらせる新しいタイプの洗顔料。口コミサイトや美容雑誌でも話題の洗顔ジェルです。角栓クリア処方で角栓を分解して落とし、毛穴が目立たないなめらかな肌をつくります。
湯船に浸かりながら使うと毛穴が開きやすくて効果的です。毛穴が気になる部分はジェルを厚めに乗せるのがおすすめ。
「プチプラ価格で自宅でエステ気分を味わえる」「朝使うと化粧ノリがよくなる」と口コミで人気です。リラックスアロマの香り。ドラッグストアでも市販されています。
●容量:150g
●税抜価格:オープン価格
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
2.オルビスユー ウォッシュ
30代からのエイジングスキンケアライン・オルビスユーの洗顔料。2018年にリニューアルした話題のアイテムです。化粧水の浸透感を高める「ブースター洗顔」。たるみ毛穴のケアにもおすすめです。
モロッコ溶岩クレイが毛穴の汚れや皮脂、くすみの原因まで一掃して透明感のある肌へ導きます。少量でも泡立ちがよくコスパも◎。無油分、無香料、無着色、アルコールフリー。
●容量:120g
●税抜価格:1,800円
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
3.ロゼット 洗顔パスタ 海泥スムース
プチプラ洗顔ブランドとしてロングセラーのロゼット洗顔パスタ。中でも一番人気のこちらは、海泥パウダーが毛穴の奥の汚れや古い角質まで吸着しすっきり落としてくれます。
ローズフルーツエキスが洗顔後の毛穴をキュっと引き締めます。「毎日の洗顔で毛穴の黒ずみがなくなってきた」という口コミも。無香料、無着色料、無鉱物油。
●容量:120g
●税抜価格:498円
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
4.健康コーポレーション どろあわわ
もっちりとした濃密な泡が特徴のロングセラーアイテム。古い角質や酸化した皮脂もすっきり落としてくれます。米麹エキスや米ぬか発酵エキスなどのお米由来成分が肌全体を柔らかくほぐしながら、泥成分が汚れを吸着します。
コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されていることもあり、洗い上がりはしっとりと柔らかな肌に。乾燥肌でも安心して使えます。
もちもち濃密泡がクッションに役割を果たしてくれるので、洗顔の肌摩擦を防ぎます。「使い続けることで毛穴レスに」「使用前より肌のトーンが明るくなった」という口コミが。泡立てネット付き。
●容量:110g
●税抜価格:2,480円
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
5.然-しかり- よかせっけん[医薬部外品]
「GOOD DESIGN」賞も受賞した自然物を型どったジャーに入った洗顔練り石鹸。肌に刺激を与える成分は無添加で、敏感肌の人にも人気です。
毛穴よりも小さい「超微細シリカパウダー」と呼ばれる小さな粒子が毛穴の奥まで入り込み、肌に負担をかけずに毛穴汚れを取り除きます。グリチルリチン酸ジカリウム配合でニキビ肌にもおすすめ。
「モコモコの泡がきもちいい」「洗い上がりのつっぱりも感じない」という口コミが。無着色、無香料、防腐剤・鉱物油不使用。
●容量:88g
●税抜価格:1,800円(会員価格)
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
6.ビーグレン クレイウォッシュ
洗い上がりの乾燥が気になる人にもおすすめのクレイタイプの洗顔料です。天然クレイ成分のモンモリロナイトが、「落とすもの、肌に残すもの」を見極め、毛穴の奥の皮脂や古くなった角質、メイク汚れだけをしっかりと吸着します。
ヒアルロン酸やスクワランなど5種の美容成分が肌に潤いを与えながら洗い上げます。くすみや大人ニキビのケアにも◎。泡立て不要。
●容量:150g
●税抜価格:3,900円
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
毛穴の大掃除!スペシャルケアにおすすめの酵素洗顔・スクラブ洗顔
「毛穴の黒ずみやザラつきが気になる…」そんなときは、週に一度のスペシャルケアがおすすめ。酵素洗顔やスクラブ洗顔は、毛穴をすっきり洗ってくれる反面、洗浄力が強めなので、適度な頻度で使うようにしましょう。
7.オバジC 酵素洗顔パウダー
洗顔料なのにビタミンCを配合した酵素洗顔。毛穴はすっきりするのに洗い上がりはしっとりします。使うたびにつるつる肌に。泡立ちも◎。旅行やジムにも持って行ける個包装タイプも人気の理由です。ドラッグストアでも市販されています。
●容量:0.4g×30個
●税抜価格:1,800円
※表示価格は、時期やサイトによって変更される場合があります。詳細はリンク先のサイトにてご確認ください。
毛穴の汚れ・黒ずみをすっきり落とす洗顔方法
毛穴に聞く洗顔料を用意したら、次は毛穴に効く洗顔方法を身に付けましょう。よい洗顔料を使っていても、誤った洗顔方法をしていては効果は半減しますよ。
1. 洗顔前に蒸しタオルで毛穴を開かせる
毛穴の汚れが気になるときは、洗顔前に蒸しタオルで毛穴を開かせると効果的です。濡らしたタオルを軽く絞り、電子レンジで30秒~1分ほどあたためます。やけどをしないよう、手で熱さを確認してから蒸しタオルを顔に乗せます。
入浴中であれば、浴室の蒸気で毛穴が自然と開きやすくなるので、蒸しタオルは必要ありません。湯船に浸かると毛穴がより開いてくれますよ。
2. 泡立てネットを使って洗顔料をしっかり泡立てる
洗顔で大切なのは、キメ細かい泡で洗うことです。毛穴の汚れは「泡で洗う」のが基本。時間や手間がかかるからと、あまり泡立てずに洗っても、毛穴の奥まですっきり洗うことはできません。
泡立ちがあまりよくない洗顔料でも、泡立てネットを使えば、しっかりと泡立てることができますよ。
3. 洗顔の順番は皮脂分泌量の多い箇所から
洗顔料は皮脂の分泌量が多いTゾーンや額から乗せていきましょう。洗顔料を乗せている時間が長いほど、皮脂膜の成分を奪い乾燥を招くため、乾燥しやすい部分はできるだけ最後に洗うようにします。
顔全体にかける時間は1分以内を目安にしてください。丁寧かつ素早い洗顔を心掛けましょう。
4. 洗顔はこすらず泡を転がすように
毛穴の汚れや黒ずみが気になる部分でも、ゴシゴシこすって洗うのは絶対にNG。肌摩擦によって、毛穴を傷つけると共に乾燥を招きます。
洗顔料の泡を手と肌の間クッションにして、泡を転がすようにくるくると優しく洗うようにしましょう。
5. 32℃程度のぬるま湯ですすぐ
最後に、洗顔料をしっかりとすすぎましょう。その際、汚れや皮脂をすっきり落とすために、熱いお湯で洗顔をすると乾燥を招きます。
肌に必要な潤いを残すためには、手で触って少し冷たいと感じるぐらいのぬるま湯が理想的です。温度は32℃程度が適しています。
生え際やあごのラインは特にすすぎ残しやすいので、注意して洗いましょう。
朝は水洗顔だけでも毛穴の汚れは落ちる?
メイク汚れを落とす目的の夜の洗顔とは異なり、朝は洗顔料を使わずにぬるま湯の水洗顔で済ませてしまう、という人も多いでしょう。時短ケアが目的だったり、洗顔料を使うと乾燥してしまうなど、人によって理由は様々。
水洗顔でも肌表面の汗やほこりは洗い流すことはできますが、どうしても毛穴の皮脂汚れは残りやすくなります。皮脂が残ったままだと、黒ずみやニキビのもとになるだけでなく、洗顔後のスキンケアの浸透も悪くなります。
乾燥がひどい人であれば朝は水洗顔でもよいですが、特に毛穴目立ちや肌荒れが気になる人、皮脂が多い人は、朝も洗顔料を使うことをおすすめします。
洗顔ブラシは毛穴が余計に開くって本当?
「毛穴の奥に詰まった汚れまですっきり落とせる」と人気の洗顔ブラシ。便利で使い勝手がよいアイテムですが、毛穴を傷付け、肌刺激となる可能性もあります。洗顔ブラシを頻回に使ったり、ゴシゴシと力を入れて洗うと、毛穴が余計に開いてしまいます。
洗顔ブラシの使用頻度は週1回程度にし、使用時もあまり長時間使わないようにしましょう。目安は1カ所長くても20秒程度まで。できるだけ摩擦を防ぐように、力を入れずやさしくクルクルと洗います。
また、洗顔ブラシは常に清潔にしておくことも大切です。使ったあとはきれいに洗って、通気性のよい場所で乾かしておきましょう。お風呂場に置きっぱなしにすると、雑菌が繁殖しやすく、おすすめできません。
毎日の洗顔料で毛穴レスな肌を目指そう
毛穴レスな肌は1日ではつくれません。毎日の適切なクレンジングや洗顔を続けることで、キメ細かい毛穴レスな肌へ近づくことができます。今回ご紹介した、毛穴ケアにおすすめの洗顔料をぜひ参考にしてみてくださいね。
また、毛穴には、「落とすケア」だけでなく「与えるケア」も大切です。洗顔で毛穴をすっきりきれいにした後は、肌にしっかりと潤いを与えましょう。たるみによる毛穴の開きには、ハリ・弾力ケアも有効ですよ。
以下では、毛穴ケアにおすすめのクレンジングをご紹介しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!