シャンプーが泡立たない理由!皮脂の量?種類?正しいシャンプーの方法も紹介

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シャンプーを手に出す女性

お風呂で髪を洗っている時に「なんだかシャンプーの泡立ちが悪い」と思うことはありますよね。いつも通りのシャンプーの量を使っていても、日によって泡立ち方がマチマチなんてことも。

そこで今回は、シャンプーが泡立たない理由と対策、正しいシャンプーの方法をまとめました。おすすめのシャンプーも併せて紹介するの、ぜひ参考にしてください。

シャンプーが泡立たないのはなぜ?理由・原因は?

シャンプーをする女性

シャンプーが泡立たない理由には、様々な原因が考えられます。以下には代表的な理由と原因についてまとめましたので、当てはまる場合は、今日から改善していくことをおすすめします。

■髪が十分に濡れてない

シャンプーの泡は主に、「シャンプー剤」と「水分」、「空気」のバランスにより構成されています。もしシャンプー前の予洗い(お湯で流す)が十分でなく、髪の根元が濡れていないとシャンプーは泡立ちません。

シャンプーの前にきちんと予洗いをすることで、髪に付着したホコリや皮脂汚れを落とせ、シャンプーの泡立ちがとても良くなります。


■シャンプー剤の量が少ない

シャンプーをする際に、各メーカーが推奨するシャンプーの量をきちんと使っていなければ、頭皮と髪全体に十分にシャンプーが行き渡らないため、シャンプーが泡立たない可能性があります。

シャンプー剤の量の目安として、ポンプ式のものだとショートヘアで1.5プッシュロングヘアで3プッシュ程度あれば十分に泡立ちます。


■泡立ちにくいシャンプーを使っている

シャンプーの泡立ちを決めるのは、シャンプーの主成分である界面活性剤(洗浄成分)です。界面活性剤には、泡立ちがよく洗浄力が高い「高級アルコール系」や、低刺激で頭皮と髪にやさしい「アミノ酸系」など様々な種類があります。

中でもアミノ酸系シャンプーは、泡立ち・洗浄力が弱いため、アミノ酸系シャンプーに変えてから泡立たないと感じる人もいます。


■頭皮が汚れている・皮脂が多い

夏場の暑い時期にたくさん汗をかいたり、数日間お風呂に入っていなかったりして皮脂汚れが溜まっていると、シャンプーの泡立ちが悪くなります。

また、脂性肌の人はもちろん、乾燥肌の人も、頭皮を乾燥から守るために皮脂が多くなります。頭皮や髪の油分が増えてしまうことで、うまくシャンプーが泡立たないことも。


■スタイリング剤のつけすぎ

髪のスタイリングに欠かせないワックスやハードスプレー、乾燥から髪を守るクリームなどを過剰につけることで、スタイリング剤にホコリなどが付着し、シャンプーの泡立ちに影響がでる場合があります。

ただし、これは一時的なもののため、きちんと予洗いをして髪を柔らかした状態でシャンプーをすれば、泡立ちも改善されるでしょう。


■毛量が多い、薄毛・抜け毛が目立つ

通常の髪の毛量の人に比べて、毛量が多い人や薄毛の人は、シャンプーが泡立ちにくい傾向にあります。

「最近抜け毛が増えてきた」「髪にハリやコシがない」と感じる人は、特に注意が必要です。頭皮環境を整えるためにも、スカルプシャンプーなどのエイジングケア用シャンプーを使うことをおすすめします。

シャンプーが泡立たない時の対策は?

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シャンプーが泡立たない原因がわかったところで、次は上手にシャンプーを泡立てる方法をご紹介します。正しくシャンプーを行うことで、泡立ちが良くなるほか、髪や頭皮の環境の改善にもつながります。

1.粗めのブラシで髪をとかす

髪の絡まりを防ぎ、ほこりや皮脂汚れを浮かせるため、シャンプーをする前に粗目のブラシで髪をブラッシングします。これにより、泡立ちもスムーズになります。

2.お湯で十分に髪と地肌を洗い流す(予洗い)

髪を傷めずに地肌をきちんと洗うためにも、予洗いはとても重要!多くの汚れはお湯で落とすことができると言われています。

38~40度程度のお湯で予洗いを行うことで、泡立ちが良くなるだけでなく、シャンプー剤の量も少量で済ませることができます。

3.シャンプーは直接髪に付けず、手で泡立てる

予洗い後はシャンプーを適量手に取り、手のひらでよく泡立てから髪につけていきます。まずは後頭部や側頭部につけ、シャンプーの泡でマッサージをするように全体になじませていきます。

このとき、爪を立ててしまうと、頭皮に傷をつける原因となってしまいます。指の腹を使い、丁寧に洗いましょう。

4.すすぎはシャンプーが残らないようしっかりと

シャンプーが頭皮に残っていると、フケや臭いなどトラブルの原因になります。特に耳の後ろから襟足、耳の上あたりの頭周りはシャンプーが残りやすいので、念入りにすすぐようにしましょう。

ただし、ガシガシと力強くすすぐのは髪や頭皮を傷つける原因となるためNG!優しく丁寧に流していきましょう。

5.擦らずやさしくタオルドライ

シャンプー後はできるだけ早く髪を乾かしましょう。タオルドライは、髪同士を擦り合わせると、キューティクル同士が擦れて痛みやすくなってしまいます。

そのため、タオルを押し当てるように水気を拭き取りましょう。また、ドライヤーは髪から10cm以上離して使うことで、熱のダメージから守ることができますよ。

正しいシャンプー方法でも泡立たない時は?

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いくら正しくシャンプーをしても泡立たない!と悩む人は、下記の方法も実践してみてください。

●シャンプーを2回に分ける

スタイリング剤などにより、正しくシャンプーを行っても泡が消えてしまう場合があります。そんな時は一旦髪を流し後、もう一度シャンプー剤をつけて洗うことをおすすめします。

泡立てネットを使う

手のひらでシャンプーを泡立てる際に、泡立てネットを使うのも1つの方法です。これにより手で泡立たるよりもきめ細かい泡が作れるので、優しく髪と頭皮を泡で包み込むことができます。

泡立ちの良いシャンプー剤に変える

現在使用しているシャンプーを、泡立ちの良いシャンプーに変更するのもよいでしょう。特にアミノ酸系シャンプーは、頭皮や髪にやさしい成分である反面、泡立ちにくいという特徴があります。

とはいえ、髪や頭皮の健康を第一に考えるなら、アミノ酸系シャンプーの使用をおすすめします。アミノ酸系シャンプーの中でも泡立ちの良いものも多くあるので、一度試しているのも良いでしょう。

シャンプー方法を見直し、心地よい泡立ちで頭皮環境の改善へ

トリートメントをする女性

今回は、シャンプーが泡立たない原因と対策について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

日々正しくシャンプーを使うことで、泡立ちがよくなるだけでなく、髪の毛や地肌にも良い影響を与え、頭皮環境の改善にもつながります。

シャンプーの量を増やしたり力任せに洗うなど、髪や頭皮の負担や刺激となることは避け、やさしくケアすることを意識することで、髪と頭皮を育んでいきましょう。

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